小児皮膚科|豊中市の緑地公園にある|せい皮ふ科クリニック

大阪府豊中市西泉丘3丁目1-25 八重洲西泉丘ビル2F
‭06-6151-3802‬
ヘッダー画像

小児皮膚科

小児皮膚科|豊中市の緑地公園にある|せい皮ふ科クリニック

小児皮膚科について

赤ちゃんからご年配まで あらゆる世代の肌トラブルに対応

小児皮膚科は主に小児を対象として、皮膚トラブルの治療とケアを行う診療科です。子ども達の肌はとてもデリケートであり、皮膚に分泌される脂分が少ないため、乾燥してバリア機能が弱かったり、免疫力も弱く皮膚の感染症にかかりやすかったりします。
また、症状もさまざまあり、何が原因なのかによって治療法も変わっていきます。
私自身、3人の子どもを育ててきて子ども達の肌トラブルは日常生活でつきものでした。わかりやすい説明を心がけながら、ご家族の不安もお聞きしつつ診療を行っております。
お子様は成長とともに肌の状態が変化していきます。その変化に合わせたスキンケア方法や日常生活でのアドバイスなども適時お伝えし、お子様の皮膚をしっかりサポートさせていただきます。お子様の肌に異常が見られるときは、一度ご相談下さい。

小児皮膚科でよくみられる症状

  • あせも
  • 乳児湿疹
  • おむつかぶれ
  • 虫刺され
  • とびひ
  • アトピー性皮膚炎
  • 水痘(水ぼうそう)
  • 手足口病
  • 蕁麻疹(じんましん)
  • りんご病
  • 水いぼ
  • いぼ
  • アタマジラミ など

お子様の皮膚の異常や気になる症状がある際は、何でもお気軽にご相談下さい。

小児皮膚科の対象となる主な疾患

乳児湿疹

乳児湿疹は生後2週~2カ月ごろによく見られる湿疹で、顔、首、頭など皮脂の分泌が多い部位に現れやすい症状です。にきびのような湿疹やカサカサした赤みのある湿疹、黄色いかさぶたやフケなど、さまざまなタイプがみられます。原因としては皮脂の分泌の関与や、毛穴に皮脂が詰まることなどが挙げられます。ひっかき傷から細菌感染などを起こすこともありますので、症状が長引く場合は、皮膚科で適切な治療を受けることをお勧めします。

おむつかぶれ

尿や便などで汚れたおむつが長時間接触する部位に赤いブツブツやただれが生じます。おむつをこまめに替えて、清潔と乾燥を保つことが予防とケアになります。おむつをはずした後、患部を清潔にして少し乾かしてから装着すると良いでしょう。なかには、カビが併発していることもあるので注意が必要です。早く治すためには塗り薬が有効ですのでご相談下さい。

小児のアトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎は、目や耳の周り、首、ひじやひざのくぼみなどに、かゆみを伴う湿疹やカサカサが繰り返し起こる病気です。乳幼児期は、顔、頭、首などに出やすく、ひどくなると全身に広がります。この時期は一時的な乳児湿疹かどうかを、経過をみながら判断する必要があります。3歳以上になると、手足の関節部分やでん部など、掻きやすい部位に出やすくなる傾向があります。
悪化する要因には、黄色ブドウ球菌や、ダニ・ハウスダスト・カビなどの環境アレルゲン、汗、ペットの毛やフケ、食事バランスなどいろいろあります。
アトピー性皮膚炎は根気よく正しいスキンケアと成人のアトピー性皮膚炎と同様の治療を行っていきます。

手足口病

ウイルスで起こる病気で、手のひら、足のうら、口の中に発疹や水疱(水ぶくれ)ができます。特に乳幼児に多く、夏期に流行します。感染した子の咳やくしゃみを吸い込んでしまう飛沫感染や便から排泄されたウイルスが手に付着し経口感染することもあります。
潜伏期間は3~5日くらいです。口の中の発疹は盛りあがったり、水をもったりするブツブツで、破れて潰瘍になると、刺激のある物を食べるとしみて痛がるようになります。
口の中の症状に少し遅れて、手のひら、足のうらなどに生米くらいの水疱性の発疹ができます。この発疹は吸収されて一週間以内に治りますが、まれに髄膜炎を合併することがありますので、高熱や頭痛、ひきつけ、嘔吐などの症状が伴う場合は、すぐに受診しましょう。

とびひ(伝染性膿痂疹)

初夏から夏にかけて乳幼児や学童によくみられる病気です。皮膚表面に細菌が感染し、水疱や発赤、びらんなどができます。かゆみが強く、掻きむしった手を介して、水ぶくれやかさぶたがあっという間に全身へ広がります。細菌は健康な皮膚には感染しませんが、傷ができたり、アトピー性皮膚炎があったりすると、皮膚の抵抗力が弱くなり感染してしまいます。治療は抗生剤を内服し、患部は清潔にして抗生剤入り軟膏を塗布します。

水痘(水ぼうそう)

水痘・帯状疱疹ウイルスが咳やくしゃみで飛び散り、それを吸い込んだり(飛沫感染)、水疱が破れて出てきた液に触ったりすることで起こります。37~38度程度の発熱とともに、赤い小さな発疹が現れます。発疹は、水が入ってふくらんだ水疱になり、かゆみが強くなります。水疱は2~3日でしぼみ、黒褐色のかさぶたになり、1週間程度で治ります。治療にはウイルスの増殖を抑える治療と、発熱やかゆみなどの症状を緩和する治療があります。軽度から重度まで患者さまによって様々な症状が現れるので、医師の判断のもと適切な治療を受けましょう。

水いぼ(伝染性軟属腫)

水いぼは、イボウイルスとは異なる伝染性軟属腫ウイルス(ポックスウイルスの一種)の感染で発症する病気です。直径数mm程度のドーム状のぶつぶつが皮膚に現れます。かゆみを生じることがあり、掻くことで内容物が皮膚に付着すると次々とうつっていきます。水いぼは、学校保健安全法ではタオルや浮輪、ビート板などは共有しないと表記されてますが、プールへの参加そのものは制限されていません。プールのときにはこれらの共用を避けるとともに、プール後はシャワーできれいに洗いましょう。自然治癒が期待できる病気ですが、集団生活を送っているお子様は、数の少ないうちに積極な治療を行うことが大切です。
治療は専用のピンセットで丘疹をとる方法や、液体窒素による冷凍凝固などがあります。

アタマジラミ

アタマジラミは接触に機会があれば誰にでもうつります。特に幼児や小学生(低学年)は頭をくっつけあって遊ぶことが多いため感染しやすいです。
寝具やタオル、ヘアブラシを共有することでもうつります。治療は物理的に駆除する方法(洗髪とクシ)と薬剤で駆除する方法(パウダータイプとシャンプータイプ)があります。

TOPへ戻る