皮膚科|豊中市の緑地公園にある|せい皮ふ科クリニック

大阪府豊中市西泉丘3丁目1-25 八重洲西泉丘ビル2F
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皮膚科

皮膚科|豊中市の緑地公園にある|せい皮ふ科クリニック

皮膚科について

美容施術

皮膚科は、皮膚はもちろんのこと爪や髪の毛まで全身を覆うものを診る科です。皮膚は最大の臓器であり、外部環境からバリアとして重要な役割を果たしています。
また、皮膚には皮膚疾患だけでなく、全身の病気や内臓疾患が皮膚症状として現れることがあります。皮膚科は皮膚症状を通して内臓の異常も見つけることのできる診療科ともいえます。日々の日常の中で、治り辛い皮膚症状があれば、お早めにご相談下さい。

皮膚科でよくみられる症状

  • 湿疹
  • にきびやできもの
  • かぶれ
  • じんましん
  • 乾燥肌
  • フケ
  • 肌がざらざらしている
  • アトピー性皮膚炎
  • 手荒れ
  • 掌蹠膿疱症
  • ヘルペス・帯状疱疹

小児からご年配の方まで皮膚疾患を幅広く診療しています。
皮膚の異常や気になる症状がある際は、何でもお気軽にご相談下さい。

皮膚科の対象となる主な疾患

湿疹

皮膚科の診療でとても多く見られる症状です。かゆみや赤み、かさつきなどが生じます。ひどい場合は、水ぶくれなどができ、皮がむけることもあります。
原因としては、アレルギー(ハウスダスト、ダニ、花粉など)、かぶれ(化粧品、毛染め、洗剤、金属など)、遺伝的要因、ストレス、気候や環境、感染、ホルモンの変化などもあります。湿疹の原因は個人によって異なるため皮膚科医へ相談し、適切な診断と治療を受けることが重要です。治療はステロイド外用薬や保湿剤を使用します。かゆみがひどい場合は、抗アレルギー薬や抗ヒスタミン薬でかゆみを軽減します。

蕁麻疹
(じんましん)

じんましんは皮膚の一部が突然くっきりと赤く盛り上がり(膨疹)、基本数十分から数時間で消えますが、中には半日から1日まで続くものもあります。症状は跡形もなくかゆみと皮疹が消えるという特徴があります。たいていかゆみを伴いますが、チクチクとした感じや焼けるような感じになることもあります。発症して1カ月以内を「急性じんましん」、それ以上経過した場合を「慢性じんましん」と呼びます。治療は、まず原因や悪化因子を探して、それらを取り除く、または避けるようにすることです。アレルギーが原因であれば、原因アレルゲンや刺激を回避します。薬物治療は、抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬などの飲み薬や注射薬が中心となります。

アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎はかゆみのある湿疹が主にあり、皮膚のバリア機能の低下、アトピー素因(アレルギー体質)が伴って起きると考えられています。目や耳の周り、首、ひじやひざのくぼみなどに、かゆみを伴う湿疹が繰り返し起こります。左右対称で、慢性の湿疹と皮膚の乾燥が生じるのが特徴であり、かき壊しが続くと湿疹が拡大し、状態がひどくなります。皮膚の弱い体質、皮膚のバリア機構が不十分な人に発症することが多い病気で、ダニや食物アレルギーを伴いやすい特徴があります。
治療は、バリアの機能を補うためのスキンケア、皮膚の炎症を抑えるためのステロイド外用薬やタクロリムス外用薬、かゆみを軽減させる抗ヒスタミン薬内服、かゆみを悪化させないための環境整備や対策が基本となります。最近では内服や注射の新しい治療薬(JAK阻害薬、生物学的製剤、PDE4阻害薬)があります。

にきび
(尋常性ざ瘡)

にきびの直接的な原因は、皮脂の過剰な分泌と毛穴の詰まりです。過剰に分泌された皮脂が毛穴にたまり、面皰(めんぽう)という状態になります。この毛穴にたまった皮脂を栄養源にして、にきびの元となる菌が増殖して症状を悪化させます。
大人のにきびは、ホルモンバランスの乱れ、睡眠不足、紫外線、ストレスや生活環境など、様々な要因が複雑に絡み合ってできることが多く、治りにくい特徴があります。治療は、にきびの種類と重症度を判断し、保険診療としては、外用薬(アダパレン、過酸化ベンゾイル、抗生剤)、内服薬(抗生剤)を使用します。

単純疱疹
(ヘルペス)

単純ヘルペスウイルスに感染することで発症します。口の周りや口内に小さな水ぶくれや傷ができる1型と、外陰部やでん部など下半身に発症する2型の2種類のウイルスがあります。初めて感染したときは、人によってひどい症状が出現することがあり、口内に小さな深い傷ができ痛みで水分がとれなかったり、高熱や歯ぐきが赤く腫れて出血したりすることもあります。治療は抗ウイルス薬を使用します。単純ヘルペスウイルスは神経節に入って潜伏するため、薬で完全に取り除くことができません。そのため寝不足、疲労、かぜなどで免疫力が低下すると再発することがあります。

帯状疱疹

水痘(みずぼうそう)と同じウイルスによって発症する病気で、頭部から下肢までの間で体の左右どちらかの神経に沿って、痛みを伴う赤い斑点と水ぶくれが多数集まり帯状に出現します。上半身に現れることが多く、顔面、目の周囲にみられることもあります。ピリピリと刺すような痛みが生じ、夜も眠れないほど激しい場合もあります。顔に生じた場合、目の障害や顔面神経麻痺、内耳障害によるめまい・耳鳴りなどが起こることがまれにあります。多くは、皮膚症状が治ると痛みも消失しますが、神経の損傷によってその後も痛みが続く「帯状疱疹後神経痛」という合併症が残ることがあります。
治療としては抗ウイルス薬を使用します。現在では、不活化ワクチンも出てきており予防することもできます。

乾癬

銀白色の鱗屑(りんせつ:皮膚の粉)を伴い、境界の明瞭な盛り上がった紅斑(赤い斑点)が全身に出現する病気です。乾癬の多くが、この症状であり、尋常性乾癬と呼ばれています。刺激を受けやすい部位にできやすく、頭部、ひじ、ひざ、でん部、下腿などに多く認められます。かゆみは半数程度の方にみられます。乾癬は皮膚だけでなく爪・関節炎・肥満症・糖尿病・高血圧等の全身のさまざまな部位で炎症をきたす全身性炎症性疾患と言われています。適切な診断と治療が大切になってきます。治療は外用(ステロイド外用、ビタミンD3外用)、光線治療、内服(免疫抑制薬、PDE4阻害薬)、生物学的製剤等があります。

水虫
(足白癬・爪白癬)

水虫は、白癬菌(はくせんきん)というカビの一種が足の皮膚に入り込んで発症する病気です。白癬菌が増殖しやすい夏に症状の悪化がみられます。趾間型は、足指の間の皮膚がふやけたように白く濁り、じくじく、かさかさ、赤み、水ぶくれなどが生じます。小水疱型は、土踏まずや足指に水ぶくれや細かい皮むけが生じます。角質増殖型は、踵(かかと)を中心に足裏の皮膚が厚くなり、ひび割れたり、粉をふいたりした状態になり、冬に乾燥やひび割れを起こしやすくなります。また皮膚だけでなく爪にもカビが入り込んで爪を分厚くしたり、白くにごらせたりします。治療は外用や内服があります。

いぼ

いぼは皮膚から盛り上がっている小さなできもので、ヒトパピローマウイルスの感染によって発症します。ウイルス性疣贅(ゆうぜい)と呼ばれています。いぼのウイルスは傷などから皮膚に入り、皮膚の深層の細胞に感染して、周囲の正常細胞を押しのけて増殖し続けます。痛みやかゆみは伴いませんが、放置するとさらに増えたり、人にうつしたりすることがあります。治療は液体窒素療法を行います。

たこ・うおのめ

たこは皮膚の表面の角質が部分的に厚くなるもので多くは痛みはありませんが、痛みや赤みを伴う場合は、細菌感染を起こしている可能性がありますので、早めに皮膚科を受診して下さい。うおのめは厚くなった部分にさらに刺激を受けて硬く、芯を持つようになってきます。歩く度に刺激され痛みが生じます。治療はメスなどで削る角質除去法があります。

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