乾燥の季節がやってきました！！

赤ちゃんから年配の方までどの世代でも起こる乾燥によるかゆみ。ひどい人なら湿疹にまでなって夜も寝られないという患者さんもいるのではないでしょうか。私も腕や足の乾燥がでてきて、なんならお腹まで乾燥・・。子供たちは頬が赤くなりかけて毎日保湿剤と奮闘している状態です。

こんな肌を見たことはないですか？

これは皮脂欠乏症といい、皮膚の水分が減少して乾燥がみられます。乾燥を放っておくと、皮膚が白い粉をふいたようになったり、皮膚にあるかゆみセンサー（知覚神経）が過敏になって、かゆみを感じやすくなったりします。

さらに症状が悪化すると湿疹（皮脂欠乏性湿疹）に進展してしまい、強いかゆみで夜も眠れなくなってしまうこともあります。

また、角質層がはがれてすき間ができ、皮膚のバリア機能が低下して、外からの刺激を受けやすくなると、皮膚に入ってこないはずのアレルギーの原因物質や細菌・ウイルスが侵入しやすくなり、湿疹やアトピー性皮膚炎が発症・悪化しやすく、また、とびひや水いぼなどの皮膚の病気も起こりやすくなります。

そうなる前に、保湿でしっかりケアをしていきましょう。

当クリニックでは、保険診療でもちろん皮脂欠乏性湿疹について診療をしています。また乾燥による化粧のりが悪くなったなどのお悩みも美容施術の「ケアシス」でケアをすることもできますのでお気軽にご相談ください。